「なんで僕はこんなに苦しいんだ」
23歳になった僕は絶望していた。いや、学校にいた時からすでにしていたのだが、これは何度目だ。
「僕は結局、労働者になるために、誰かに雇われるために、そして雇われて働くってことがこんなにつらいとは知らずに生きてきたのか、与えられた課題や勉強をこなし、頑張て来たのも結局ここにいくためなのか、自分には全く当たっていないのに」
就職してみて、やっぱり集団生活は無理だと思った。ずっとそうだった。
その絶望で街をうろうろしていると、「幸せ-design-」という事務所に出会った。
「よう、お前労働者ゲームで疲れているな?」
「はい?」
事務所の前でぼーっとしているお兄さんに話しかけられる。それがkiraさんとの出会いだった。