労働集約的な分野への挑戦は、「若さ」がある時に経営者になりたい若者へ

 肉体を使うことで、自分の労働力と引き換えに金をもらう。または、その形態で独立する。そのようなビジネスの分野は数多く存在し、6・7割くらいはそうなのではないか。

 一方、座って仕事をする頭脳労働もある。僕は一度、頭脳労働の仕事を目指し、現在は肉体を使う仕事をしているが、それに挑戦できるのは比較的、若いからであると先達を見て思う。

1、身体へのダメージ

 僕は、立ち仕事が基本の仕事をしており、典型的な肉体的仕事である。今はまだ、体が消耗しても回復するスピードが速い。しかし、そのサイクルが衰え始めている先輩を見ると、体のどこかを痛めていたり、働くために病院に行き、そして仕事で体を酷使するがやめようにもやめられないという状況を見かける。

 これらの姿を見ると、若者で~をやりたいと複数の目標を持っている場合、若さは消えていくものであるという絶対的な法則からは逃れられないのだから、肉体を使う目標やビジネス設計を優先して挑戦するべきだろう。

2、肉体的から知的さを抽出

 しかし、自分がやりたい分野が肉体的な分野であっても、若いうちにそこで働き、ビジネスモデルを知的に吸収することは賢い。なぜなら、そこで働き続けることは、命の朽ちるスピードを速めているように思う。

 それが本当に好きなら良かろうが、そうでない場合、働く形態は大切。話を戻し、肉体的な仕事からその分野の背景で利をあげている企業やビジネスモデルを解析し、自分がやりたいビジネスモデルは B to C か B to B かなどを想像でもいいから構築する。そして、その会社の売り上げはなぜそうなっているのかという頭を使う分析が、老年になっても役立つ。

3、頭脳労働のメリット

 大学院に入ると、新入生としているのは、20代の人のみでないことに気づく。40・50代の人もちらほら見かける。

 なぜなら、そ人間の「結晶性知能(知識)」というものは、若さによって失われていく「流動性知能(運動の記憶)」よりも、年齢の影響を受けづらいということも言える。

 一方、老年になってから労働集約的な仕事への挑戦の失敗というものを見聞きした僕としては、それらを複合的に目標にするとともに、自分の若さと人はいつかを老いるという原則を飲み込んだ、挑戦設計をしようという提案をした。 

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