退職前の「労働力の搾り取り」の横行 早朝閉鎖性勤務

やめるまで、あと〇日働くのがルールだから働いて

 このように、会社や組織のルールを退職前にしいてくる上司がいる。人手不足なのは仕方がないとして、こちらが心身の不調で退職しようとしている際も、このようなルールを言ってきて、非常に「意味が分からない」。

1.  パワハラセクハラ上司の会社

 以前のブログでも紹介したが、僕は入った1社目の会社の上司から、気持ちの悪い発言や執拗なSNSの詮索をうけ、現在もその淀んだ記憶をやわらげるためにカウンセリングに行っている。

 そして、当時、限界が来ていた僕は「やめます」と会社に伝えたのだが、本部の人は「それでは新しい採用者が決まるまで働いてください」と言ってきた。

 それを聞き、「は?」と思った。

1-1. 「その上司とその環境であと数か月働け」と言う企業

 僕は、上司から意味の分からない匿名のコメントを自分のSNSでされたことや、当時の彼女との性交渉の回数を聞かれた不快さは本部の人に伝えた。そのような、自分の心と身体と財産のどれでもいいから奪おうとする何者かがいたら全力ではだしで逃げろと言う格言があり、本当に大切だからそうした。

 しかし、本部は僕の辛さよりも、人員の不足の方に目を当てた。

 ということは、だ。

 結局、僕の人権と言うよりも、会社のルールや組織性・利益を重視する問題のある企業だったのだと思う。5年間で20人以上やめたという話も聞いて、やめる自分に問題はあるけれど企業の体質も悪い。

 というより、早朝に起きて閉鎖的に働く働き方である業界は、本当にどんどん人が壊れていく。

2. 対処

 僕は結局、「やめる」という意思表示をしてからその会社にはいかなかった。その後、会社の携帯でそのくそ上司が僕の個人番号に「最近どう?」という、キモイ電話をかけてきたが、本当にやばい人だなと思った。

 まず、そのような状況に立たされる人は今後も生まれるだろう。あの業界は、どんな働き方であろうと企業全般、おかしい。共感性の低い僕だからわかるが、人の健康よりも営利を追求しすぎる企業、人をコマのようにしか使わない企業は、どんなに見た目や評判がよくても働き方が腐っている。

 そんな働き方に絶望して退職を伝えた時、企業はこちらの労働力を最後まで搾り取ろうとしてくる。それには断固として「すみません」と拒否するのが良い。

 これは経験だけど、会社をやめると本当にその会社でのつながりが一切消える。僕の場合、現在働いているところに上司が見学しにくるきもさ(ストーカー的だから弁護士に相談しようと考えている)があるが、それ以外の人はさっぱり切れた。

 だから、現在いる集団でどう思われるかは気にせず、もうその会社には行かない、または「~日まで」とあちらのルールよりもこちらの希望を伝え、それが無理ならもう行かず、承諾されたなら行くくらいが心身を大切にすることに繋がる。

 労働力を搾取するのは、経営者というよりも、勤め人の上司であり、そのような上司からの「優しい言葉」に手なずけられる前に、そのような組織からは脱出することが緊急の行動として正しい。

 

 

 

 

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