24歳で生命保険に入った方がよいか 保険の営業から資本主義・ナンパについて考える

ピンポーンと音がなり、スーツ姿(営業)の女性が軒先にいた。保険の営業をしているという。

一応、大手の保険会社だけど、保険に入らないという決意を固めた。本を読んで、営業の会社でなく、共済系の保険(COOP)の保険に入ることに決めた。

1. 営業ウーマンのお言葉

 営業はそうだけど、その人が所属するサービス・商品を買わせて、自社・と営業マンウーマンの利益になる行為。営業は営業でも、働く環境(歩合制か安定した給料か)、新規開拓なのか、ルート営業(決まった取引先を回るか)で、営業の仕方も変わってくる。

まず、営業者から言われたのはこちら。

  • 20代でも、入院・怪我のおそれがあるため、入っておくことがリスクヘッジになる
  • 掛け金を安くすることもできる

っていう感じの内容だった。自社の保険の内容を、口と書類で説明された。

上以外の内容もあったけど、記憶していない自分はメモをとるなりすべきだった。

2. 言葉を信じるか、買うことでどんな利益があるか

 まず、営業という行為が、その所属団体の利益を上げる、資本主義内の営利行為である、と認識する。

 目的が、客(僕)に、保険という金融商品を買わせることが、資本の増大に繋がる。

 一方、それがサービス・商品として存在しているため、僕は自らの資産(お金)を払うことで、何らかの商品・サービスを受け取る形になる。

W(お金) ‣ G(商品) という形で。

3. 掛けようか、しかし、気がのらない

 「保険とは、不幸な出来事が起こったときに当選金が支払われる宝くじ」というのは、黄金の羽の本で書かれていた言葉だ。

 広告による言葉の装飾で、保険という金融商品を、客観的な視点で見れなくなる。

 不幸な出来事なんて嫌だし、かといって起こる確率もゼロではない。かといって、掛け捨てのお金も額が負担となる。

 この本では、「ポイントは、ニーズに合わせて安い保険を上手に組み合わせていく」と述べている。

 人生の方向性が定まっているなら、保険と向き合う時期は来る。今、いきなりきちゃったから頭が混乱している最中というわけ。

▼ 自分の人生の目的に沿った、生命保険の選び方について書かれている本は、橘さんの本がいいです。

4. 営業だけど、楽しい女

 営業だから、「この商品・サービスを買ってください」と言うのが、彼女たちが来た理由だ。その目的を感じているので、警戒はします。

 しかし、二人組の片方の女性は、買わせようという仕事のみでなく、自らの子どもの情報や自身の体験を話してくれましたし(誰にでもいえる内容でブラッシュアップしている可能性もありますが)、話していてとても楽しい雰囲気でした。

 いい加減というのが、自分に運(したいこと)が来るポイントという言葉を本で見ました。目の前の、取引対象に必死に営業するわけでなく、目的まんまるで、対象を不快にさせない。

 楽しい会話で俺を楽しませてくれて、それを第一にしているようにも見えます。お笑いを見に行っているとも言いました。  

 この会社の商品を買う気はありませんが、その営業の女性を(人としてもメスとしても)好きになりました。性別が反転して、街中でこんな出会いがあったら、目的を知っていても、女である俺はついていくと思います。楽しさと、好きという感情は密接にかかわっていて、それが「快の感情」と一括りにできます。

 それが営業行為の中でしているならば、男もそれを見習わなければいけません。ナンパをする理由は、街中でたまたま出会った女の子を口説き、彼女にしたいっていう行為です。

 女側も、男という自分を売る行為の目的(彼女にしたい)という目的を気づいています。目的のために、自分のみの快を得ようと相手を楽しませる意識・行為がなければ、人と人との関係は成立しないんじゃないかって思います。

▼ 運について書かれている本。運とは何か、日常から自分を大切にするコツも書かれており、運と呼ばれるものの正体がしりたい人に読んでほしい本です。

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