「無形資産」
これは、物理的な目に見える物でないが、人生を豊かにしてくれる可能性をはらんだものである。経営で言えば、工場の立地や土地は「有形資産」だが、とても美味しい料理のレシピなどは「無形資産」ともいえる。
ことに、無形資産は対人関係にも存在しており、「恋」に関しては強烈な力を発揮する。その威力は、その異性がどのような背景や能力を持っているのかを盲目にさせるほど、強力なのである。
※ 好きな異性がいる男性向けの文章だ。女性は、おそらく不快になるが、科学的な知見も含んでいるため、近くの男への理解には繋がる。
1. 元カレという無形資産
今回書いていくのは「元カレ」という言葉について。
元カレとは、ある女性の元のパートナー・配偶相手ともいえる。また、以前のブログで紹介したが、女性は友人や自分の所属している内集団の構成員の配偶者や元配偶者を、好ましく思う特性がある。
これは、脳の考える資源を節約したいという生物のメスに特有の思考傾向なのだけれど、これは恋愛でも応用できる。
まず、自分が好意を抱いている女性がいるとする。その女性と相思相愛ならこのブログは必要がないのだが、女性にこちらに全く気がない場合、こちらの多少のれっきんぐをしたところで効果は薄い。
しかし、女性が、自分の内集団における友人や友達、その構成員との元配偶者や配偶者であるという事実を見聞きした時に、その目は変わる。
自分と同等の構成員が吟味して選んだ異性ならば、きっと優れたオスに違いないという錯覚を起こす可能性が、非常に高いのだ。
事実、どの文化や時代的文脈があろうとも、女性間での配偶者の略奪はかなり起こる。ここからは自分の目算だが、これは近しい友人や集団内での略奪が起こっている可能性が高いと思われる。
2. 無形資産の有効活用と増殖
ここから、くそなことを書くが、もし仮に、元カレという無形資産を所有しているならば、それは落としたい異性に積極的にアピールしていくべきだろう。
恋愛遍歴を聞かれたら、その子と同じ集団であった元カノとの話をする。このような、自分はその人に選ばれた実績があるということは、形を変えて社会でも通用している概念もある(学歴や経歴とか)。
また、そのような無形資産がなくても、その女性にこちらに気がなかろうが、その周りの女性を狙っていくことが望ましい。これは男性向けの文章だから、女性が読んでいないと想定している。
別にタイプでなかろうが、恋愛工学や進化心理学の知見を拝借して、周りの女性をこつこつとものにしていけば、生物のメスの原則が働き、元の目標であった異性のこちらへの興味は増大していくものと考えられる。
これは、経験則や様々な知見から逆算して作った「仮説」である。